8月7日(立秋)~10月31日 秋の養生
まだまだ残暑が続いていますが、暦の上では8月7日(立秋)から、処暑、白露、秋分、寒露、霜降の最終日11月6日までが秋です
日照時間が少しづつ短くなり、朝晩の気温が下がり始めると同時にじわじわと乾燥が始まります。
秋の養生は肺と大腸。どちらも潤すことを意識しましょう。
夏の間大量発汗でミネラルバランスが崩れると体が重だるくなり、食欲不振や気分が滅入って外出するのも億劫になる。
また、逆にエアコン効き過ぎた部屋で過ごす時間が長くなると、身体の内外両方が乾燥し、冬のお肌のような状態の方もおられます。
この残暑を上手に乗り越えるためには、ミネラルを意識した食事、白い食べ物(豆腐・冬瓜・白ごま・山芋・蓮根)などを積極的に摂り、肺から乾燥した空気を吸い込まないように保湿することが大切です。
暑くても温かい飲み物をちびちび飲んで、乾燥を防ぎ紫外線や乾燥からお肌を守るためにも、薄手の長袖を羽織りましょう。
秋の花粉でアレルギー症状が出る方も同じケアを今から始めることをお勧めです。
秋の養生コースでは、鼻と肺を潤す蒸気吸入と、肺経と大腸経を同時に働きかける腕のトリートメントに重点を置きます。
意外にも腕は疲労していて凝り固まっています。
ホットストーンと経穴刺激で腕から肩、首まで軽やかに。経路の伝達が良い方は、腕のトリートメント中に腸がゴロゴロ音を立てて動き出します。
近年では腸と脳の相関関係を腸が第一の脳では?と、考えられるようになっています。
間接的に腕から大腸にアプローチすることで幸せホルモンのセロトニンが脳へと送られます。トリートメント後は本当に何ともいえない幸福感を味わって頂けるでしょう。
~秋の養生コースの流れ~
まずは、ハトムギ茶を飲んで、体の巡りをサポート。
全身リンパマッサージには、ユーカリ、サイプレスを使用します。
腕にはホットストーンを使用し、通常より時間をかけてじっくりと解します。
バンテージ後の飲み物はミネラルソルト入りの手作りハイポトニックウオーターで発汗により失われたミネラルバランスを整えます。